春の花桃、夏の古代ハス 季節の花々が彩り添える自然と歴史豊かな公園

相の谷橋

相の谷橋

「相の谷橋」については、その地名碑に「旧御所沼最深部の小字名を借りて往時の景観をしのぶ。」とその由来が刻まれています。
相の谷の由来については、明治16年測量の迅速測図を見ると地図の表記から御所沼の最深部であることが分かります。また、「相の谷」という小字名の「相」は、すがた、ありさまと言う意味からすれば谷状の土地と言った意味であろうか。つまり相の谷は、北から牧野地台地、中山台地、古城跡台地、駒ケ崎台地、新久田台地に囲まれた谷状の沼であったことがそのまま小字名となったと言うことであろう。
そんな旧御所沼の最深部に架けられた相の谷橋は、全長30m、橋の高さは水面から1.2m、天神橋とは対照的に御所沼の水面を間直に感じることが出来ます。そして橋の上からは、東に御所沼の豊かな水の世界を眺めることが出来ます。西側は、入江状の水面が広がり、もぐっちょの入江と名付けられており、その名のとおりもぐっちょ、即ち、カイツブリの姿を見かけることがあります。
相の谷橋は四季を通して多彩な御所沼の風景を見せてくれるが、とりわけ、2月3月の季節風は、遮るものがなく風の通り道である。湖面を白波立て吹き抜けるさまは、古河が風の街であることを再認させてくれます。

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