春の花桃、夏の古代ハス 季節の花々が彩り添える自然と歴史豊かな公園

愛宕川

愛宕川

「愛宕川」については、その地名碑に「水源地帯の小字名「愛宕下」の名を惜しんでここに残す。」とその由来が刻まれています。」
小字名の愛宕下とは、鷹見泉石の鴻巣村絵図には愛宕下の小字名付近に愛宕宮があったことが記載されています。明治には村内の香取神社に合祀されたとのことで、その場所に今はないが、小字名の愛宕下は愛宕宮があったことを示すものである。
愛宕宮とは、主祭神のカグツチ尊は、母を焼き殺して生まれてきた「仇子」であり、転じて「愛宕」になったとのことで、愛宕は、火に由来することから火状の神する愛宕信仰が江戸時代に全国にひろがったようである。
愛宕川は、元は御所沼干拓地の排水路として整備されたものを御所沼復元にあたり改修したもので、都市下水も流入しているので、御所沼の外側を迂回するように流しています。従って、公園内の上流部の水は、かなり濁ってはいるが、新久田橋付近まで流れ来るころには、礫間浄化により清流のような流れになっています。
愛宕川は、春、桜が咲き草萌える日和山の裾をゆったりと流れるさまは唱歌「春の小川」の晴れやかさを、晩秋の夕暮れ、桜山付近から夕日に輝き蛇行するさまは唱歌「赤とんぼ」のものさびしさを連想させるものがあります。

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